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マイボトルで美味しいコーヒーを持ち歩こう!選び方&楽しむコツ

「今話題のマイボトルが欲しい!」
「マイボトルで美味しいコーヒーが飲みたい!」

お財布にも環境にもやさしい「マイボトル」は、好きな飲み物が気軽に持ち運べる便利アイテム。あなたが大好きなコーヒーも、家の中や外出先のいろんな場所で楽しめそうですよね。

でも、マイボトルの選び方や取り扱い方に誤りがあると、コーヒーの味や香りが落ちてしまうおそれありがあります。また、マイボトルに入れるコーヒーにも、不向きなタイプがあります。

そこで、

「美味しいコーヒーが飲めるマイボトルはどれ?」

「どんなコーヒーなら入れてもOK?」

と気になるあなたへ、コーヒー用マイボトルの選び方やお手入れ方法、コーヒーを飲むときの注意点などを詳しくご紹介!この記事を読めば、お気に入りのマイボトルで美味しいコーヒーが飲めるようになりますよ。

1.マイボトルの良いところ

マイボトルにはいいことがたくさん!魅力を知ると、ますます欲しくなります。

好きな飲み物をこぼさない・汚さない・ムダにしない

マグカップとは違い、入れた飲み物が密閉できるマイボトル。しっかりフタをすれば、こぼれて服やカバンの中を汚す心配がないので安心。また、その分のコーヒーがムダになる心配もありません。

コーヒーの染み抜きは簡単だといわれています。それでも、白いシャツやお気に入りのカバンが汚れてしまうとガッガリですよね。

コーヒーは時間が経つと落ちにくくなるので早めの対処が必要ですが、外出先など場合によっては思っているより面倒かも。また、汚れが落ちないと、お気に入りの服やカバンが使えなくなってしまうかもしれません。

美味しい瞬間がキープできる

飲み物がしっかり保温・保冷できるので、入れた瞬間の美味しいコーヒーが味わえます。こだわりのコーヒー豆で入れた大好きな味。時間が経ってしまった外出先などでも、美味しく味わえるのはうれしいですよね。

淹れたてのコーヒーは、マグカップに注ぐとすぐに温度が下がりがち。せっかく熱々で美味しいのに、冷めるとなんだかもったいないですよね。思わず急いでしまい、なんだかリラックスできなかったという経験があるのではないでしょうか。

お金が節約できる

自宅から飲み物を持参すると、外出先での出費が減りお金が節約できます。

仕事中やランチに、市販のコーヒーをテイクアウト。自販機やコンビニで買うと、500mlのペットボトル1本でも100円以上します。数日だけなら気になりませんが、毎日のように積み重なると年間で数万円もの出費に!

それよりも、節約できた分でコーヒー豆や抽出器具にこだわる方が、お金を有意義に使えるかもしれませんね。

資源が節約できる

何度も洗ってくり返し使えるマイボトルは、エコに貢献できるスグレモノ。ペットボトル・缶・紙パックは便利ですが、飲み終えるごとにゴミが出てしまいますよね。

ペットボトルを含めたプラスチック製品には、限りある資源(石油など)が使われています。また、資源を燃やす際には、地球温暖化に影響を与える温室効果ガス(二酸化炭素)が発生。さらに、ゴミの焼却にも石油が使われていて、二酸化炭素も発生します。

つまり、ゴミを減らすと資源(石油など)の節約や地球温暖化の抑制に!ペットボトルはリサイクルが推進されていますが、コストがかかり、汚れていると可燃ごみになってしまうのが欠点です。

体の調子を整える

マイボトルを持ち運べば、いつでも手軽に水分補給ができ、一杯をムリして飲みきらなくてもOK。夏の熱中症や飲み過ぎによる体の冷えが対策しやすく、体調に合わせて飲み物の摂取量が調整できます。

その日の気分によって、自分好みの味・濃さ・量が作れるのも魅力的!知らないうちに摂りすぎがちな糖分や添加物も、控えることができるので健康的です。

2.マイボトルは入れてはいけないものがある

マイボトルの弱点は、安全に美味しく味わえる飲み物が決まっていること。NGなものを入れると、マイボトル・飲み物どちらにも不具合が生じます。

塩分の多い飲み物

お味噌汁・スープ・スポーツドリンクなどの塩分は、内側のステンレスにコーティングされているフッ素樹脂に悪影響。サビたり、保温・保冷がしにくくなったりします。

果肉・お茶の葉

お味噌汁の具材・果肉・お茶の葉などの固形物は、ボトル内を傷つけるおそれあり。サビや保温・保冷性能の低下につながります。また、ボトル内の凹凸に入り込み、詰まる・漏れるなどの故障の原因にもなります。

牛乳・乳飲料・発酵食品

成分の腐敗により、ガスが発生して飲み物が吹き出します。特に、長時間放置したときが要注意。中せん・コップなどが破損して飛び散ります。

炭酸飲料・ドライアイス

もともと含まれているガスでボトル内の圧力が上がるため、飲み物が吹き出たりフタが開けにくかったりします。また、中せん・コップなどが破損して飛び散ります。

3.マイボトルで美味しく飲めるコーヒーって?

いろんなNG飲料があるなかで、「コーヒー」はマイボトルに入れてもOK!入れ方に注意すれば、コーヒー豆から淹れた本格コーヒーが美味しく味わえます。

ホットよりアイスコーヒー

持ち運ぶなら、ホットコーヒーよりアイスコーヒー。温かいコーヒーが冷えていくと味の変化が起こります。もともと冷めているアイスコーヒーは温度変化が少ないので、ホットコーヒーよりは長く美味しく飲めますよ。

アイスコーヒーの作り方は「必見!美味しいアイスコーヒーの作り方〜自宅で本格カフェ気分〜」を参考にしてくださいね。

ミルク・砂糖が少ないコーヒー

コーヒーにはできるだけ何も足さず、レギュラーコーヒーを入れましょう。ミルクは、腐敗による味の劣化やボトル内をサビさせる原因に。砂糖は、コーヒーとの分離により味の劣化につながります。

4.コーヒー用マイボトルの弱点

コーヒーを入れる際は、コーヒー×マイボトルの性質にも注目しましょう。弱点を知っておけば、美味しく飲めるマイボトルが選べるようになります。

においがつきやすい

コーヒー独特の良い香りは、本体・せん・シリコン・ゴムに残りやすく、きちんと洗浄しないままでいると嫌なにおいに変わってしまいます。お茶や水などほかの飲み物を入れると、飲み口でそのにおいがふわっと感じることも。

時間の経過により味が変わる

コーヒーは、時間の経過とともに、コーヒーに元々含まれる成分の変化や、そのほか温度や酸素などが複合的に影響し味や香りを変化させます。

フタが開けにくい

コーヒーはお茶や水と比べて粘り気がある液体。中せんに付着しやすいため、滑りが悪くなりフタが開けにくかったりボタンがかたくなったりします。

5.美味しいコーヒーが飲めるマイボトルの選び方

「結局、美味しく飲めるマイボトルはどれ?」

弱点は、マイボトルの選び方で解決!ポイントを5つ紹介しますね。

においがつきにくい素材

ボトル内の酸化を防ぐため、「テフロン加工」「フッ素コート」などが設計されているものを選びましょう。コーヒーに特化した商品もあり、美味しいホットコーヒーが味わえるタイプもあります。

飲む量に合わせた容量

ボトル内のすき間を減らして空気に触れにくくするため、容量は作ったコーヒーとちょうどの量に合わせて。味の変化だけじゃなく、ボトル内の菌の繁殖が防げます。

持ち歩く際は外出から帰宅までを目安にし、2日以上中身を放置しないように注意。特に、直接口をつけるタイプは口にいる菌が飲み口・本体内部・パーツに侵入し、汚れやすくなってしまいます。

保温性・保冷性に優れたもの

コーヒーの温度差を減らすため、温度がしっかりとキープできるものを選びましょう。より長時間、美味しいコーヒーが味わえます。

飲み口の形は自分に合わせて

ラクに飲むため、飲み口は自分の飲みやすい形状に合わせて選びましょう。熱々のコーヒーを冷ましながら飲むならコップタイプがやけど防止に便利。片手でサッと飲むなら、ワンプッシュでフタを開けて直接口をつけるタイプがスピーディーです。

洗いやすいもの

におい・ふたの開けにくさを防ぐため、本体だけじゃなく中せんやパッキンなどのパーツが外れやすいものを選びましょう。

コーヒーは、お茶や水よりも念入りな洗浄が大切。洗いやすいといつも清潔でいられます。内面フッ素コートなど、着色汚れやにおいの残りにくいタイプがおすすめ。

6.正しいお手入れでマイボトルを長持ちさせよう

GETしたお気に入りのマイボトルは、正しくお手入れをすれば長持ちします。美味しいコーヒーをたくさん飲むためにも、以下の方法を参考にしてくださいね。

使用後はすぐに洗剤で洗う

使用後は、必ずその日にお手入れを。スポンジに台所用中性洗剤をつけて洗い、水でしっかりとすすぎましょう。

ボトル用の長細いブラシやスポンジがあると、とても便利でラク!底の隅々までこすり洗いが可能です。ボトル内のコーティングを傷つけないように、ステンレス専用、またはやわらかめのスポンジを使うと良いですよ。

パーツを外して洗う

中せん・パッキンなどのパーツは汚れがたまりやすい部分。本体内部と同じように、台所用中性洗剤をスポンジに含ませてやさしく洗いましょう。

しっかり乾燥させる

洗剤を水ですすいだあとは、しっかりと乾燥を。残った水分から菌が繁殖するのを防ぐためです。特に、夏場は要注意。本体は飲み口を下に向けて、パーツは接地面が少ないように乾かしましょう。

確実に乾燥させるなら、乾いた布を使って自分の手で拭き取るのがベスト。乾燥を早めてくれるボトル乾燥スティックも便利ですよ。

定期的に汚れの完全除去を

月に1度ほどのペースでスペシャルケア!台所用中性洗剤では落としきれないしつこい汚れを、すっきり落としましょう。

使うアイテムは、重曹・クエン酸・ステンレスボトル専用の洗浄剤が有効。洗浄・除菌・漂白の効果が期待できます。

ただし、マイボトルのなかには丸洗いできないタイプもあるので注意。取扱説明書をよく読み、丸洗いできないタイプは外面に水がかからないようにしましょう。

洗い方を簡単に紹介しますね。つけ置き洗いなので、休日など時間に余裕があるときにすると丁寧に洗えますよ。

重曹・クエン酸を使う洗い方

1.パーツをすべて外す。
2.耐熱ボール・バケツなどに重曹(50g)を42〜60度(500ml)のお湯に溶かす。もしくは、クエン酸(大さじ1杯)をぬるま湯(1リットル)に入れ泡立て器で混ぜる。
3.本体・パーツを入れる。
4.しばらく(30分〜2時間)ひたす。汚れがひどいときは長めに。
5.手荒れ防止のゴム手袋をはめる。
6.本体・パーツを取り出し、スポンジでやさしく擦る。
7.水・お湯でしっかりそそぐ。
8.乾かす。

ステンレスボトル用洗浄剤を使う洗い方

1.ステンレスボトル内にぬるま湯(約40度以下)を入れる。
2.洗浄剤を標準使用量入れる(1リットル:10g)。
3.中せんなどのパーツをつけずにそのまま2時間放置する。汚れがひどいときは長めに。
4.洗浄水を捨て、水でしっかりすすぐ。

7.マイボトルの使用上の注意

毎日&定期的なお手入れだけじゃなく、日々の使い方にも注意!安全に使えば、マイボトルがより長持ちし、やけどなどのケガも防げます。

乳幼児の手の届くところに置かない

素材が硬いマイボトルは、中身が入っていなくても体に当たると痛いもの。小さい子どもの手の届くところ(机・キッチンのシンクなど)に置いておくと、落として頭や体にケガをします。中身がいっぱいになっていたら・・・さらに危険ですよね。

また、フタを開けるボタン部分は子どもにとって楽しい遊び道具。熱い飲み物が入っていると、こぼれたときにやけどをするおそれがあります。

電子レンジで加熱しない

ステンレス製のボトルは、電子レンジにかけると火事の原因に。やけどや、ボトルが変形・変色するおそれがあります。

ぬるくなってしまった場合は、我慢をして飲むか別の耐熱容器(マグカップなど)に入れて温め直しましょう。または、レンジ対応のタンブラー型「ボトルタイプ」を選びましょう。陶磁器製で、しっかり密閉できるものがあります。

冷凍庫に入れない

冷凍庫へ入れると飲み物の体積が増え、漏れたり変形や破損したりするおそれがあります。

凍らせると保冷剤代りになるので夏場は大変便利ですよね。もし、とても冷たい飲み物が飲みたいなら、氷が入れられるような飲み口の大きいボトルをチョイス。味が薄まるので、濃いめに入れると良いでしょう。

また、冷凍できるクリアボトルもおすすめ。プラスチック製で、文字やイラストがプリントされたおしゃれなタイプがあります。「耐冷温度」が「マイナス」かどうかを必ず確認してくださいね。

ゆっくりと口を近づける

熱々のまま飲みたいかもしれませんが、本体を急に傾けると飲み口から大量の飲み物が出てきてやけどをするおそれがあります。

マイボトルから直接飲むときは、ゆっくりと口を近づけて。もしくは飲みたい分だけ冷ませられるコップタイプを選びましょう。

とても美味しい淹れたてのコーヒーは熱々。少し冷めても良いなら、温度が下がってからフタをして持ち歩くのがおすすめです。

夏の車内に放置しない

夏場の炎天下の車内。エアコン停止後は、わずか15分で熱中症指数が危険レベルに達します。車内に放置されたマイボトルは、本体が傷んだり破損したり。また、飲み口からの菌が侵入し、飲み物の味が落ちたりもします。

マイボトルを家から持ち出すときは、カバンやポケットなどに入れやすいサイズ・重さのものをチョイス!運転中も、高温になりやすいダッシュボードではなく、直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。

塩素系漂白剤は使わない

ステンレス製のお手入れに「塩素系」漂白剤を使うと、サビてしまうおそれがあります。しつこい着色汚れや茶渋には、「酸素系」漂白剤を!上記でご紹介したように、「重曹」「クエン酸」「ステンレスボトル用洗浄剤」を使いましょう。

8.コーヒー用マイボトルを楽しむコツ

マイボトルの正しい取り扱い方、美味しく飲めるコーヒーの入れ方。それぞれをきちんと守れば、毎日のコーヒータイムが充実しそうですよね。最後に、マイボトルをより楽しむ使い方を紹介します。

シーンで使い分けよう

●仕事
●アウトドア
●コーヒーブレイク

など、シーンに合わせて使い分けてみましょう。

例えば、仕事へ持っていくならカバンに入れやすいサイズを。キャンプなど大人数で行くアウトドアでは、ほかの人とシェアしやすいコップタイプを。

自宅でのコーヒーブレイクも、マイボトルを使えばこぼれないので安心!パソコンやスマホのあるデスクに飲める量だけの小さいマイボトルを置けば、いつでも手軽にコーヒーが味わえます。

お気に入りのデザインを見つけよう

マイボトルはデザインも豊富。好きな色や、おしゃれな文字・イラストがプリントされたものを機能性も見ながら探してみてください。愛着のあるマイボトルで飲むコーヒーは、いつもより数倍美味しく感じるかも。

コップタイプで自由にアレンジ

レギュラーコーヒーではなく、カフェラテやカフェオレなどの甘さが欲しいなら、コップタイプをチョイス。飲む分だけにミルクや砂糖などを足せば、マイボトル内のコーヒーは味の変化具合が抑制できます。自分好みのコーヒーにアレンジしてみてくださいね。

9.お気に入りのマイボトルで毎日美味しいコーヒーを

こだわりのコーヒー豆を挽いた、淹れたての美味しいコーヒー。マイボトル×コーヒーのポイントをおさえれば、外出先や時間が経ってもそのままの味・香りが楽しめます。

●あなたにぴったりな容量やデザインをGETすること
●コーヒーを入れたあとの取り扱い方&飲み方
●コーヒーを飲み終えたあとのお手入れ

これらを意識して、素敵なコーヒーブレイクを楽しんでくださいね。

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